反っているフイルムや不織布/布製品などの表面にある異物などを高倍率観察下にて観察する際や、その異物のピックアップに苦労するお話をよく聞きます。
これは、高さ方向の固定が不安定な場合に起こる症状です。
下図の様に、粘着テープ/両面テープなどを使用する方法もありますが、粘着剤が付きにくかったり試料に糊が残ってしまったりして使い勝手に難があります。
粘着テープなどでの固定例
弊社の「スペシメンウェイト」を使用すれば、試料の上に置くだけで安定した固定を実現します。
いわゆる「ぶんちん」で固定するイメージです。
スペシメンウェイトでの固定例
大き目のワッシャーなどを使用する方法もありますが、微小異物を採取する際にマイクロツールでのアクセスがしやすい設計となっているのがポイントです。